ロウ引きのメンテナンス

 

Ervaのロウ引き鞄は、染め上がった生地にロウを引いて制作しています。
使いはじめは、紙のような硬さのある手触りですが、使い込んでいく内に表情を変え柔らかくなじんできます。
生地にしわが出来るように、ロウ引きのしわが白く色も変化してきます。
熱を加えることにより、ロウが再び溶け、しわもなくなり張りが戻ります。
ロウ引きのしわが気になりましたら、一度メンテナンスをしてみてください。
もちろん、経年変化を楽しみ、そのままお使いになられても、良いと思います。

 

 
 

 [   自宅でのメンテナンス方法   ]

 

①用意するもの
一日分の新聞・新聞紙の上に引く布・ 鞄・あて布・アイロン
②鞄のほこりを取り、しわを伸ばして布を引いた新聞紙の上にのせる。
③アイロンを中温度に設定する。
④鞄の上にあて布(白綿が好ましい、色落ちする布はNG)をのせ、アイロンをかけていく。
⑤ロウが溶けると生地は柔らかくなりますが、熱が冷めると張りが戻ります。
⑥お好みのところで終わりにしてください。
(注)アイロン台やアイロン・あて布に、溶けたロウが付きます。アイロン台がわりに新聞に白布を引いて行うことをお勧めします。

 

 
 

 [   Ervaメンテナンスサービスご利用方法   ]

 

①現物を送る前に一度 CONTACT からご連絡ください。確認後、発送先情報をお送りいたします。
②Erva宛に現物をお送りください。(郵便、宅急便など。送料はご負担ください。)
③メンテナンスは無料で承ります。状態を見ながらロウを足してメンテナンスをいたします。現物が届いてから納期をご連絡いたします。(10日前後目安)
④着払いでお送りいたします。

 

 
 

 [   汚れが付いてしまったら   ]

 

ロウ引きの風合いが落ちてしまいますので洗濯機のご使用はお控えください。水に濡らした布で軽くこすって落としてください。